ストーリー

あらすじ

『令和元年』

アメリカ航空宇宙局による、人類史上初の有人月面着陸の成功から50年の時が過ぎていた。 アポロ計画以降も、地球上では宇宙開発技術が飛躍的に発展し、宇宙のメカニズムが次々と解き明かされることとなる。 日本でも、民間単独のロケットが宇宙に到達するという国内初の偉業を成し遂げて、大きな話題となっていた。

『令和二年』

アメリカ国防総省が、高速で上空を移動する未確認航空現象を記録した映像を公開したことで、世界中に衝撃が走っていた。 この時を境に、地球外人類とコンタクトを取ろうとする研究が世界中で加速していくこととなる。 しかし、遥か遠くの惑星に住んでいるであろう地球外人類とのコンタクトは困難を極めた。 そんな中、コスモノアと名乗る謎の組織の手によって、惑星間交流の実現を目的としたノア計画が始動する。

『ノア計画』

この計画は、計画を統括する一人の人物と、計画を支える様々な分野の科学者達によって密かに進められていた。 コスモノアは、現代の科学では説明ができない超光速通信技術などを用いて、地球外人類とのコンタクトに成功することとなる。 この組織が、何故そのような超技術を有していたのか、統括者とは一体何者なのか、それは未だに明らかにされていない。

『惑星イシュタル』

地球外人類との初のコンタクトに成功した星は、イシュタルという名を持つ緑豊かな惑星だった。 にわかには信じがたい話だが、地球人類が空想で描いている勇者や魔法といったものが、当たり前のように存在している星だと判明した。 長い話し合いの末、お互いの惑星に対する理解を深めることを目的として、惑星間の交流を図ることで意見が一致した。 イシュタルには、惑星間交流の第一歩として、地球上でブームになっている配信活動をおこなってもらうこととなった。

『令和三年』

現在、遥か遠くの星から、地球人類との交流を目的とした少女達の活動が静かに始まろうとしている。 地球外の存在を信じる者と信じない者、人によって様々だが、少女達の活動は少しずつ地球上に浸透していくことになるだろう。

これは、宇宙の星々と地球を繋ぐ少女達の物語である。